2011年8月27日

ソニー NEX-5 センサーの汚れの不思議

Sony NEX-5 with Zoneplate 25mm F47

前述「ソニーαNEX-5によるピンホール&ゾーンプレート写真テスト」を見ていただいた方から、ピンホール写真にゴミが付着しているという指摘があった。よく見るとゾーンプレート写真でも同じような汚れがある。再びテスト撮影してみたところ、ご覧のように画面右下に大きなゴミが付着している。(赤い矢印)画像をクリックして拡大表示すると別の汚れも分かる。

Sony NEX-5 with E18-55mm F3.5-5.6

これに対し私は単純にローパスフィルターにゴミがついてるから、掃除すればいいやと思ったのである。ところがレンズをつけて撮ると、ゴミが消えている。これは不思議。いろいろ考えたが、私には理由が分からない。単なるローパスフィルターの掃除依頼にしても、どうやってメーカーに説明するのか。分からないまま、ソニーのサービスステーションに持ち込んだ。

Sony NEX-5 with Zoneplate 25mm F47

カウンターでゾーンプレートを装着、白い紙を撮影して見せた。背面モニターで拡大表示すると、やはり汚れが見える。レンズなら出ないノイズがどうして? 疑問を残したまま預け、購入したばかりの愛機は工場送りに。そして今日、サービスステーションで点検したカメラを受け取った。修理明細書には「CCD部異物付着、光学変換部清掃しました」とある。つまりローパスフィルターの奥、CCDに汚れがあったようだ。早速撮影、結果はご覧の通り綺麗な画像を得られたのである。これを「初期不良」と呼んでいいのだろうか、肝心の要因がいささか不明であることが心もとない。

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