2013年1月1日

木の葉なきむなしき枝に年暮れて又めぐむべき春ぞ近づく


軍靴の響きが聴こえてきた。大量議席獲得に勢いづく自民党の安倍晋三総裁が早くも原発再稼働および新設、憲法改悪を目指す発言を始めている。軽々と「おめでとう」とは言い難い新年を迎えることになってしまった。しかし脱原発、護憲のために、決して諦めないことが大事だ。表題は藤原定家の曾孫で為教の子、京極為兼作になるもので「冬枯れの寒々とした風景だろうと、あるいは落ち込んで気分が滅入っていようとも、いつまでもそのままではない。これから先に希望を持てる」といった趣旨の和歌である。今まさに日本は冬の時代に入ってしまったが、やがて春がやって来ることを望みたい。昨日、昨年の最終エントリーに「2013年こそ良い年でありますように」と書いたばかりだし、頑張らねばと思う。本業の写真だが、今月から3月にかけて大阪、京都、東京で開催される巡回展「第33回JPS関西メンバーズ展」に出品、4月には京都で久しぶりにピンホール写真の個展を開く予定。近づいたらまた当ブログでお知らせします。どうぞ今年もよろしくお願いします。

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