2013年8月20日

スマートフォンを棄てる日がやって来ない理由

iPhone5

電車バスに乗ると必ずスマートフォンを覗いてる人を見かける。歩行しながら操作している人も珍しくない。今やスマートフォンは現代人の必携の小道具化している。スマートフォンを所持するようになって何が変わったか。私の場合、外出先で音楽を聴くようになったことだ。それこそ大昔、カセットテープ式ウォークマンを愛用していたが、MDウォークマンが普及し始めたころ、音楽を外に持ち歩くことをやめてしまった。それがアップルのiPhoneによって復活してしまったのである。他の使い道といえば、ショートメールと通話。インターネットを覗くことはない。第一データー通信機能はオフにしてあるし、Wi-Fiエリアに入らない限りアクセスできないのだ。ウォルター・アイザックリン著「スティーブ・ジョブス」によると、iPhoneの開発コンセプトは「電話がかけられるiPod」であった。まさにこの機能しか私は使っていないことになる。しかも外出先から電話することは滅多にないし、公衆電話機が激減しているものの、スマートフォンはいつ棄てても構わないと思っている。いつか棄てる日が来るかもしれない。しかしハタと気づくのは、スマートフォンを含め、携帯電話は自分のためでばかりではなくむしろ他人、とりわけ家族のためであることだ。何処にいるか分からない私を探す道具なのだ。

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