2013年12月2日

アナログレコードプレーヤーのカートリッジを交換してみた

S字形トーンアーム用(左)とストレートトーンアーム用

BOSE 201V
単にBGMとしてならインターネットラジオを流すことが多い。好きな音楽ジャンルの局を選べるし、耳障りなDJがほとんど入らないのが良い。アナログプレーヤーを買い換えてからは、LPを聴くことが多い。CDはお気に入りのディスクの曲をiPhoneにインポートしてあるので、それを外出先で聴くので、出番が激減してしまった。LPレコードに針を落とすとき、大昔の東京時代、ちょっとばかりオーディオに凝っていたことをフト思い出す。家族の共用スペースでる居間には大きな木製スピーカーボックスが鎮座していた。アンプの出力が弱かったので効率の良いスピーカーが必要だった。京都に引っ込んでからは、居間にはオーディオ装置はなく、書斎兼寝室の小さな部屋に納まっている。ところでアナログLPレコードの再生は、入口と出口の装置に大きく左右されるという。出口、すなわちスピーカーはBOSEの201Vで、スペースがないので仕方なく書棚の上に置いてある。中型でそれなりに良い音が出るのだが、何というか「潤い」に欠けるような気がする。壊れたプレーヤーを廃棄するときにカートリッジを抜いておいた。30年は経過しただろうデノンのS字形に曲ったトーンアームについていたDL-8Aである。新しく買ったプレーヤーDP-300Fはデノンの普及機だが、カートリッジを交換できることを知っていたからだ。ストレートトーンアームなので、ヘッドシェルに角度がついている。ネット通販でヘッドシェルPCL-310-SPを入手できたので、カートリッジを取り付け、聴いてみた。昔の普及機用とはいえ、やはり格段に音が良いことに驚いた。これはちょっとヤバイ、物欲が頭をもたげ、他のメーカーのカートリッジも試してみたくなったからだ。オーディオに凝る環境にないくせに、困ったものである。

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