2014年6月9日

大判カメラでロシア正教会のイコンを撮る

京都ハリストス正教会(京都市中京区柳馬場通二条上る)

久しぶりにデアドルフ8x10ビューカメラを持ち出して、中京区にあるロシア正教の京都ハリストス正教会(生神女福音聖堂)のイコン(聖像)を撮影した。もう何年前だろうか、クリスマスイブにこの教会を訪れたことがある。この日なら誰でも勝手に中に入れるだろうと思ったからだ。決して多いとは言えない信徒が、ひたすらお祈りしていたのが記憶に残っている。その時に印象的だったのがモスクワ製のイコンだった。イスタンブル金角湾沿いのギリシャ正教教会で見たイコンと違って、なんとなく素朴な感じだった。月日は流れたが、細々と繋がった記憶が今日の撮影に結びついたようだ。そいえば上京区烏丸下立売角の平女学院にある日本聖公会の聖アグネス教会も一度拝観したことがある。外観は煉瓦だが、内部は小屋組みの梁などの材木をむき出しにしたデザインで、明治時代のモダン京都の面影を残している。ここも一度撮影したい教会である。

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