2015年5月18日

橋下徹否定の次に待つ安倍晋三の失脚


「大阪の教育を考える」(大阪弁護士会)画像をクリックすると拡大表示されます

いわゆる「大阪都構想」に対する住民投票が行われ、1万700余票差で反対多数という結果になった。私は3年前の2012年8月23日、当ブログに「橋下徹と安倍晋三は史上最悪のタッグ」という一文を投じた。安倍晋三が首相になる前に書いたものだ。写真はその時のもので、大阪弁護士会が主催した「大阪の教育を考える」という催事のフライヤーである。
大阪維新の会は「発達障害は親の育て方が悪いから」というエセ科学理論を前提とした悪名高き「家庭教育支援条例」を制定しようとしたが、批判を浴び流石に撤回した。そしてこの条例案の黒幕が大阪市のブレーン、教育学者の高橋史朗だといわれている。高橋史朗は安倍政権のブレーンだったし、極右思想の持ち主である。これで橋下徹と安倍晋三は結びつく。安倍晋三は自民党内ではパワーを失っているし、もしかしたら橋下徹とタッグを組むかもしれない。そして大量の国会議員を製造したらトンデモナイことになってしまうだろう。いずれにしても橋下徹と安倍晋三は史上最悪のタッグである。このふたりをリングに上げてはいけない。
と書いたが、これは橋下徹に対する私の紛れもない「原点」であった。その後の二人に関しては多くを語るまい。都構想否定は、実態としては橋下徹否定である。橋下徹という政治家が否定されたのである。これによって奢りまくっていた維新の党は坂道を転げ落ちるように力を失ってゆくに違いない。そして次に待ちうけてるのは、今まさに奢りの絶頂にある安倍晋三の失脚である。

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