2016年4月28日

DAC内蔵デジタルアンプPMA-50に満足

パソコンラックの天板にPMA-50を縦置きした

2月の下旬に「ちょっぴり前進したPCオーディオ装置」と題した一文をポストした。パソコンラックの天板の上に乗せたレコードプレーヤーの下にプリメインアンプを設置したのだが、どうも見栄えが良くない。アンプのほうが面積が狭いので不安定な感じがするのである。デノンのプリメインアンプPMA-390REはコストパフォーマンスに優れた逸品なので、別の場所にあるメインのオーディオ装置に使うことにし、新たに同社のUSB-DAC(デジタル/アナログコンバータ)内蔵のデジタルアンプPMA-50を導入した。ご覧のように縦方向に設置できたので、プレーヤーの横にうまく収まった。縦置き時の大きさは横幅80×高さ206×奥行258ミリとかなり小さな筐体だが、定格出力は50W+50W(4Ω)とパワフルで申し分ない。


背面パネル

写真は背面パネルだが、入出力端子がぎっしり詰まった感じである。デジタル入力はUSB×1、光デジタル×2、同軸デジタル×1と揃っていて、クラスDアンプらしい。PMA-50の最大特徴と言えるのが「DDFA(Direct Digital Feedback Amplifier)」である。英CSRが開発したもので、入力から最終段のPWM変調まで一貫してデジタルで処理をする。処理の過程でアナログに戻したり、それをまたデジタルに戻したりしていないので、音質劣化が生じないという。まさにハイレゾ時代のデジタルアンプ技術である。電源ケーブルを交換できるACインレットも見逃せない。コストパフォーマンスも高く、良い買物をしたと思っている。

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